投資において、リスクという言葉を聞きますが、正しく理解してますか？
リスクは通常、不確実性や結果が予想外になる可能性を指します。
これは、投資と言う観点からみるとマイナス（損失）になる可能性だけでなく、予想以上のプラス（利益）になる可能性も含みます。
最近は若者が狙われているので、注意！！
マルチ商法グループの男ら逮捕。「マーケットピーク」投資に学生らを勧誘か オレオレ詐欺から「SNS投資詐欺」へ 高齢者から中高年・若者にターゲット層拡大の背景は
リスクの種類
それでは、実際にどのようなリスクが想定されるのか、調べてみます。
市場リスク
これは全体的な経済状況が投資の価値に影響を与えるリスクです。
例えば、金利の変動、政治的不安定性、インフレ、デフレなどが市場リスクの例です。
市場リスクは個々の投資家がコントロールすることはできません。
特定リスク
これは特定の企業や商品、産業の状況が投資の価値に影響を与えるリスクです。
例えば、企業の業績の低下、経営者の交代、製品のリコールなどが特定リスクの例です。
これらは、適切な調査と分析によりある程度管理することが可能です。
流動性リスク
投資を現金化するのが困難な時に発生するリスクです。
例えば、ある株式が非常に少ない取引量しかない場合、その株式を売りたい時に購入者が見つからない可能性があります。
信用リスク
投資対象の企業や国が経済的な困難に直面し、債務を返済できない場合に発生するリスクです。
以上のようなリスクが存在するために、
投資は一定のリターンを期待して行う一方で、それが達成されない可能性もあるという事を理解することが重要です。
これが「リスク」という概念の本質です
また、これらのリスクは相互に影響を与え合い、投資全体のリスクプロファイルを形成します。
したがって、投資家としては、自身のリスク許容度に応じて投資ポートフォリオを組むことが重要です。そして、これらのリスクを理解し、適切に管理することが、長期的な投資成功に繋がります。
また、リスクがない投資はないので、そのような話は詐欺の可能性が高いです。
最近、株式市場が比較的好調で証券会社の口座開設や開設した口座の確認が増えているようですが、急激な株価の上昇はリスクも高まることを意味しているので、気をつけることが必要です。
私の場合は、バランス型（債券、新興国、先進国、不動産など）の投資信託、アクティブ型（ほとんど国内）の投資信託、インデックス型（海外が多い）の投資信託、個別投資の４つでポートフォリオを組んでます。従って自分の判断で投資する個別投資の割合は、多くはありません。
