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「日本株入門」: あなたの投資スタイルに合ったETFとETNの選び方 – テーマ投資の始め方

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最近、比較的株価好調。5月はセルインメイと言われ、比較的株価が下がることが多い月と言われてますが、堅調でした。

一方、あまり実態とかけ離れて株価の高騰が進むと、バブルのリスクが高まってくるわけで、そのバランスが難しいところです。

本日は日経平均が順調に伸びている中で、個別銘柄以外の投資手法としてテーマ投資をETFやETNを用いて投資する方法について解説します。

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ETFとETNについて

日本株への投資においては、個別銘柄への直接投資や、全体の市場動向を捉える指数への投資だけでなく、特定のテーマや業種に焦点を当てた投資も可能です。

その中でも主要な手法としてETFとETNがあります。

ETF(Exchange Traded Fund)

ETF(Exchange Traded Fund)とは、「上場投資信託」を意味し、株式のように取引所で売買が可能な投資信託です。

ETFは特定の株価指数と連動するように設定されており、その指数が示す全銘柄をバランスよく含むことで、一度に多数の銘柄に分散投資することが可能です。

ETN(Exchange Traded Note)

ETN(Exchange Traded Note)は、「上場投資証券」を意味し、ETFと同様に取引所で売買が可能ですが、債券の一種として発行される点が異なります。

ETNは発行企業が指定するインデックスの動きに連動する利益を投資家に返すような構造になっています。

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ETFとETNを利用したテーマ別投資

ETFとETNの選び方の一つとして、テーマ投資があります。具体的には、特定の業種やテーマに沿った株式を選択し、そのパフォーマンスに連動する投資商品を選択します。

例えば、TOPIX(東京証券取引所株価指数)は、17の業種で構成されています。これらを基にした業種別ETFがあるため、投資家は自分が注目する業種に特化した投資を行うことができます。

コード銘柄分配金利回%信託報酬%
1617NEXT FUNDS 食品(TOPIX−17)上場投信1.880.32
1618NEXT FUNDS エネルギー資源(TOPIX−17)上場投信3.820.32
1619NEXT FUNDS 建設・資材(TOPIX−17)上場投信2.890.32
1620NEXT FUNDS 素材・化学(TOPIX−17)上場投信1.970.32
1621NEXT FUNDS 医薬品(TOPIX−17)上場投信1.280.32
1622NEXT FUNDS 自動車・輸送機(TOPIX−17)上場投信0.90.32
1623NEXT FUNDS 鉄鋼・非鉄(TOPIX−17)上場投信3.220.32
1624NEXT FUNDS 機械(TOPIX−17)上場投信1.850.32
1625NEXT FUNDS 電機・精密(TOPIX−17)上場投信1.070.32
1626NEXT FUNDS 情報通信・サービスその他(TOPIX−17)上場投信1.840.32
1627NEXT FUNDS 電力・ガス(TOPIX−17)上場投信1.40.32
1628NEXT FUNDS 運輸・物流(TOPIX−17)上場投信2.190.32
1629NEXT FUNDS 商社・卸売(TOPIX−17)上場投信0.950.32
1630NEXT FUNDS 小売(TOPIX−17)上場投信1.40.32
1631NEXT FUNDS 銀行(TOPIX−17)上場投信3.680.32
1632NEXT FUNDS 金融(除く銀行)(TOPIX−17)上場投信2.060.32
1633NEXT FUNDS 不動産(TOPIX−17)上場投信1.880.32

さらに、独自のテーマや理論に基づいたETFも存在します。

例えば、デジタルイノベーション、eコマース、クリーンテック、ロボティクス&AI、バイオ&メドテックなど、特定のテーマやトレンドに沿ったETFを選択することで、そのテーマの成長性に連動する投資が可能となります。

コード銘柄分配金利回り%信託報酬%
2626グローバルX デジタル・イノベーション−日本株式 ETF1.530.59
2627グローバルX eコマース−日本株式 ETF0.450.59
2637グローバルX クリーンテック ESG−日本株式 ETF
2638グローバルX ロボティクス&AI−日本株式 ETF0.750.59
2639グローバルX バイオ&メドテック−日本株式 ETF0.740.59
2640グローバルX ゲーム&アニメ−日本株式 ETF0.950.59
2644グローバルX 半導体関連−日本株式 ETF
2645グローバルX レジャー&エンターテインメント−日本株式 ETF
2646グローバルX メタルビジネス−日本株式 ETF
2836グローバルX フィンテック−日本株式 ETF
2837グローバルX 中小型リーダーズ ESG−日本株式 ETF
2847グローバルX 新成長インフラ−日本株式 ETF
2854グローバルX テック・トップ20−日本株式 ETF
2855グローバルX グリーン・J−REIT ETF
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ETFやETN投資で気をつけること

しかし、投資をする際には、信託報酬(手数料)にも注意が必要です。

ETFやETNは便利である一方で、信託報酬が発生します。

一般的に、指数連動型のETFの信託報酬は比較的低く抑えられていますが、独自のテーマや理論に基づいたものは、その運用に専門的な知識や情報が必要なため、信託報酬が高くなる傾向があります。

したがって、投資する際には、期待するリターンだけでなく、信託報酬などのコストも考慮に入れ、全体的なリスクとリターンのバランスをよく考えて選択することが重要です。

本日は個別銘柄や指数以外の方法としてETFやETNのテーマ別の購入方法について案内しました。

私の場合も実際に、電力会社がコスト増による赤字の影響で株価が大きく全般的に売られた時にETFを購入しました。

また半導体についても最近話題になってますが、安くなった時に買って、比較的上がってきたので、最近ほとんどを売却しました。

全体トレンドは周期的な変化もあったりするので、1つの投資手法として参考にしてみていただければ幸いです。

なお、ETFやETNは日本の証券会社に口座があれば、トレードできます。トレード金額が少なければ取引手数料を取らない会社も存在しますので、ぜひお試しください。

SBI証券

楽天証券

松井証券

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