債券は、短期的には、一般的に金利が上がれば債権価格が下落、金利が下がれば債権価格は上昇します。
米国国債への挑戦
米国国債は、利上げから利下げに切り替わるので、昨年10月頃から、隔週で米国国債のETFを買ってました。利下げになれば、債権価格は上がるし、金利の恩恵も受けられるので。
一方、為替リスクをヘッジしたかったので「2621 東証ETF iシェアーズ米国債20年超ETF(為替ヘッジあり)」
実際の価格は、利下げのスピードの思惑によって上下が変動する状況で、2023/12末から2024/1上旬にかけてが、一番 株価としてはピークで、利下げが遅れそうな思惑から、徐々に価格は下落トレンドになりました。
数ヶ月の短期的なリターンを期待してましたが、思ったよりも、利下げが織り込まれず、今後も数ヶ月は利下げはなさそうなので、一旦、仮説外れたので手放しました。ヘッジ付きなので、時間が長ければ長いほど、手数料の負担も大きくなります。運よく損しませんでしたが、仮説外れたら、損してても損切りすることが大切だと思います。
日本国債への挑戦
日本国債については、利上げ観測が昨年から続いてました。利上げになると、債権価格は下がるので、ベア型の日本国債を探したところ、「日本債券ベアファンド(5倍型)」が目に留まりましたので、1月の上旬と中旬、2回に分けて、投資してみました。
運の良いことに、その直後に日銀の発表などがポジティブに動いたのですが、結局、こちらも利上げの時期が震災なども発生し、後ろ倒しになったので、一旦手放しました。
5倍でベア型なので、長期保有すると手数料が大きくなるので、短期的な取引にとどめたかったため、一旦手放しました。こちらも運よく利益出ましたが、損してても損切りしてたでしょう。
短期的な国債投資から学んだこと
短期的なトレンドを狙いましたが、経済の状況によって、大きく左右することが、自分ゴト化できました。
一般的に金利が上がれば債権価格が下落、金利が下がれば債権価格は上昇という読み自体はトレンドとしては悪くないですが、手数料が気になるので、どのレベルまで持つべきか、というところが、悩ましいところです。
今回はドロップしましたが、また改めて、国債の利上げや利下げ局面で、試してみたいとは思います。