まだまだ未熟ですが、日本語でIR情報を調査するChatGPTを作ってみてます。
なお、短期的な分析ではなく、中長期の成長性の方に重みをつけてます。
IRアナリシス
IRアナリシスは、企業名を入力して、最新のIR情報をインプットすると分析してくれるツール
例えば、昨日業績発表されたPKSHA TechnologyのIR情報で試してみましょう。
実際のチャットのやり取りはこのようなイメージです。
その分析結果は以下のとおり
PKSHA Technologyの2023年9月期の業績に関する詳細な分析は、以下のようにまとめることができます。
2023年9月期の業績概要
- 売上高: 139.08億円(前年比+20.8%増)
- 調整後EBITDA: 35.43億円(前年比+17.9%増)
- 営業利益: 17.19億円(前年比+9.8%増)
- AI SaaSセグメントの成果:
- 年間継続収益(ARR): 59.17億円(前年比+19.9%増)
- 顧客数: 2607社(前年比+393社増)
- AI Research & Solutionセグメント:
- 強い引き合いにより売上成長と増益を達成【15†source】【19†source】。
中長期の事業展望
- 技術進化:
- 生成AIの登場により、市場規模(SOM)の拡大。
- 自然言語処理技術の適用可能範囲の拡大【16†source】【25†source】。
- 戦略的投資:
- AI SaaS顧客基盤へのAI Solutionの大型クロスセルによる成長ポテンシャルの拡張【26†source】。
- 生成AIの技術進化を活用した中期成長への先行投資【32†source】。
- 市場環境と対応:
- 労働需給ギャップの加速としてのAIの重要性認識【17†source】【29†source】。
- AI市場機会の拡大に伴い、生成AIに関する積極投資を継続【17†source】。
AI SaaS事業の特徴と成長
- 製品特徴: 約6000体のAIエージェントが多様な業務に対応【21†source】。
- 顧客基盤: 2600社以上で稼働、連携強化と新プロダクト導入が効果【22†source】。
- 売上成長: 事業全体像としてAI Research & SolutionとAI SaaSの共進化を目指す【20†source】【30†source】。
- 顧客満足度: NRR(Net Revenue Retention Rate)は100%超の水準を維持【24†source】。
2024年9月期の業績予想
- 売上成長: 15%程度の成長を目指す。
- 事業利益: 25億円の水準を予想【32†source】。
総評
PKSHA Technologyは、AI SaaS事業とAI Research & Solution事業の両軸で成長を続けています。特にAI SaaSセグメントは、高い成長率を維持し、AI技術の進展と市場需要の増加を背景に、積極的な投資と事業拡大を行っています。このような事業戦略は、中長期的な成長ポテンシャルを示しており、今後も注目される展開が期待されます。
例えば、ビジュアルにしてもらうことも可能です。
「わかりやすく定量情報をグラフにしてくれませんか。」と依頼した結果がこちら
こちらがPKSHA Technologyの2023年9月期の業績を表したグラフです。売上高、調整後EBITDA、営業利益、AI SaaSセグメントの年間継続収益(ARR)、および顧客数の各指標を含んでおり、ビジネスプレゼンテーションに適したクリアで読みやすいデザインになっています。それぞれの指標が異なる色で示されており、棒グラフと折れ線グラフの組み合わせでデータを表現しています。
ChatGPT
ちょっと訳がわからない、そういう回答をすることもあります・・・。
IRアナリシスを試す
business Analysis Expert
business Analysis Expertは、企業名を入力して、企業とその企業が関わる市場トレンドを調べることを目的に開発中。
PKSHA Technologyについて聞いてみました。
その分析結果は以下のとおり
共有したいのですが、さまざまな記事を引用してたりするので、実際にはみなさまそれぞれご確認ください。
さまざまなリソースを調べて、その引用情報も参照できる点が良いですね。
最終的なAIのまとめは以下のとおりです。利益の状況が気になってるようです。
これらの情報を総合すると、PKSHA Technologyは売上高の増加を遂げているものの、利益率の低下や純利益の減少など、いくつかの課題があることが明らかです。今後の成長には、これらの問題の解決が鍵となります。また、市場の動向や技術革新への対応が同社の将来の成功に不可欠です。
ChatGPT
実際のIRですと、営業利益や経常利益は上がってますが、売上高の伸び率と比較して判断しているのかもしれませんね。「親会社株主に帰属する当期純利益」は昨年度比較で確かに下がっているようです。
AIの分析も参考にしながら、というところですね。
まとめ
いかがでしたか?さまざまな視点で網羅的に情報収集をして、さらにその事実から解釈まで出してくれる点がとても魅力的です。皆さんも試してみてください。