日本経済新聞で、入国時のコロナ検査緩和の動向が伝えられています。
日本入国・帰国時に求めている海外でのコロナ検査の見直しを政府が検討。条件付きで検査を不要にし、ワクチン接種済みなら免除など段階的に緩和する案があります。入国者数の上限引き上げも調整します。#日経特報https://t.co/Vr37K9BZtO
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) August 22, 2022
円安のため、外国から見ると、日本は破格のバーゲンセール国なので、旅行したい人も多いのですが、コロナ検査が厳しく、そもそも添乗員がいないと観光を受け入れない厳しい鎖国のため、観光業を破綻に向かわせておりましたが、ようやく明るい兆しが。
既に株価は折り込んできていますが、改めてインバウンド消費で需要が期待できる事業を確認したいところ。
・航空系
代表格はJAL / ANA 。 引き続き赤字が続いていますが、日本を経由しない乗り継ぎ便の需要が回復してきているようで、さらにインバウンドで利用者が増えれば黒字化も期待ができるところですね。
・小売系
ドラックストアや百貨店など、旅行者の爆買い需要で潤う業界にも注目です。株価は既に堅調に上がってきているので、割安株を見つけられるか?
・外国人向け不動産
現物を見ずにリモートで海外からの購入者も増えている不動産。外国人投資家に不動産売買で日本の企業が買い負けているケースも増えてきているようです。
・ホテル / 飲食 系
特にホテルは稼働率を上げるように、宿泊費を下げているケースが未だに散見されますが、外国人旅行者が回復すれば、値下げ不要となり、売上や利益率の回復に大きく寄与することが期待できますね。
・外国人人材
観光客が増えて、人が集まれば、労働力が必要になります。この領域に目をつけている方はまだ少なそうで、株価が大きく回復している事業者は少ない印象。これから大きく需要を回復、さらにコロナ前を上回る業績も期待できるのでは?
なお、一方でアメリカの景気減速、中国の不動産を起点とした株価暴落の影響がジワジワと浸透もしてきているので、今後も地合いの影響で日本株も全体として下落する可能性もあるので、ドルコスト均等法で少しずつ買い増しをしても良いかもですね