2375 ギグワークスの株価が2023/9/12 ストップ高を形成しました。さらに9/13も終値ではさらにストップ高となりました。2日連続のストップ高はすごいですね。
PTSは、徐々に上がって高値は480円を形成しました。
さらに、直近でも大きく上げてきてますね。10/11, 10/12 ストップ高が2連続ですね。
ギグワークスとは?
ギグワークスグループは、BPO事業及びコワーキングスペース事業において、テクノロジーの発展とサービスを融合提供し、人々の生活を豊かにする支援を行っています。また、新しい“働き方”を提案しています。
ギグワークスは、IT機器導入・運用支援、営業・販売支援、人材派遣、開発、コールセンター運営などのBPO事業を主力としています。
ギグワークスの株価はなぜ上昇
2023年9月11日に、100%子会社である日本直販株式会社の株式の20%を作詞家・プロデューサーの秋元康氏の関係者4名に譲渡することを発表しました。
さらに、秋元康氏が日本直販の総合プロデューサーとして就任することも同時に公表されたことが、株価に影響したと、推察されます。
ギグワークスの直近業績
ギグワークス株式会社の2023年10月期第3四半期の財務状況に関する要約は以下の通りです:
- 連結業績:
- 売上高: 19,996百万円 (前年同期比24.5%増)
- 営業利益: 17百万円 (前年同期比94.5%減)
- 経常利益: 19百万円 (前年同期比94.5%減)
- 親会社株主に帰属する四半期純損失: 956百万円 (前年同期は189百万円の利益)
- 連結財政状態:
- 総資産: 8,939百万円
- 純資産: 2,849百万円
- 自己資本比率: 30.7%
- 業績予想:
- 売上高: 26,000百万円 (13.4%増)
- 営業利益: △144百万円
- 経常利益: △145百万円
- 親会社株主に帰属する当期純損失: 1,156百万円
売上が増加する見込みの理由:
新型コロナウイルスの行動規制が解除され、日本経済が回復傾向にあるため、インバウンド需要も増加しています。
ギグワークスは新しいプラットフォーム「GiGWorks Basic」をリリースし、多様な働き方をサポートしています。
オンデマンドエコノミー事業では、柔軟な働き方を実現するプラットフォームを提供し、特にテクニカルサポートや通販関連の需要が増加しています。
営業利益が赤字になる見込みの理由:
前期の大型案件の受注が減少したため、オンデマンドエコノミー事業の収益が下がっています。
デジタルマーケティング事業では、収益構造を改善しているものの、まだ利益が上がっていません。
固定資産や子会社株式の減損処理による特別損失が発生しています。
株価とPBR, PER の関係
連続ストップ高もあり、PBRが8倍に近いですね。それでも今後の成長性も加味して割安なのか、割高と考えるのか、この辺りも投資の前に確認しておきたいところです。