新NISAが今年から始まりました。
今年からスタートした新NISA(少額投資非課税制度)について、その具体的な活用方法を深掘りしていきます。
新NISAの概要
新NISAの最大の特徴は、総額1800万円までの投資が可能である点です。この中で、特に注目すべきは「成長投資枠」と「つみたて投資枠」の区分。成長投資枠は最大1200万円までの制限があります。
年間の投資額にも制限があり、「つみたて投資枠」は120万円、「成長投資枠」は240万円となっています。
さらに、「つみたて投資枠」には重要な制限が存在します。
具体的には、投資可能なファンドが限定されており、すべての投資信託が利用できるわけではありません。
みんなはどのような投資信託をつみたて投資として買ってるの?
一般の投資家はどのような投資信託を選んでいるのでしょうか。
日経新聞の情報によると、特に人気があるのは「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」、通称「オルカン」と呼ばれる投資信託です。
三菱UFJ系の投信「オルカン」、1日で1000億円超流入https://t.co/Lv0JMJGMMr
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) January 10, 2024
去年の記事によると、世界株、米国株に人気が集中しているらしいです。
新NISA積み立て予約、月2000億円規模に ネット証券5社https://t.co/NlycrvAhDJ
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) December 23, 2023
過去の実績から見ると、長期的には世界の市場は成長傾向にありますが、株式投資は大きな暴落のリスクも伴います。
例えば、年金基金では、リスク分散のために国内外の債券や株式に投資が分散されています。
投資先は個人の判断によりますが、リスクとリターンのバランスを考慮することが重要です。
正解はないので、個人の考えで投資先を選べば良いのですが、それぞれのリスクとリターンのバランスは考えたいところ。
私自身は、コロナ禍の後の市場の動向を見て、株式市場の過熱感を感じています。
そのため、リスク分散を意識し、「分散型投資」と「世界株」の投資信託を選び、つみたて投資枠を利用することにしました。
このような戦略は、市場の変動に強い柔軟性を持ちつつ、長期的な成長を目指す投資家にとって有効な選択肢となるでしょう。
それぞれの投資家が自分のリスク許容度や投資目的に合った選択をすることが、賢明な投資の鍵です。