皆さんこんにちは、今日は2025年3月10日に発生した米国株の大幅下落について詳しく解説し、その影響を受けた日本市場の見通しや、暴落との付き合い方についてお話しします。
米国市場3月10日の暴落背景について
米国市場では、ダウ平均が一時前日比3%以上の大幅な下落を記録し、終値はおよそ2.1%安となりました。NASDAQは日中最大で5%近く下落し、最終的には4%の下落で取引を終えています。この暴落の主な要因として、トランプ政権の関税政策による貿易摩擦への懸念、政府機関の閉鎖リスク、そしてトランプ大統領が景気後退の可能性を否定しなかったことなどが挙げられます。特にテクノロジー株が売り込まれテスラ株がおよそ15%下落したことも市場心理の悪化につながりました。
日本市場への影響見通しについて
この米国市場の下落を受け、本日の日本市場も影響を免れないでしょう。実際、日本時間の朝6時までの日経平均先物はすでに大幅に下落しており、米国市場の動きを強く反映しています。特に半導体、自動車、テクノロジー関連銘柄は売り圧力が高まる可能性があります。一方、円高傾向や安全資産への資金移動から、ディフェンシブ銘柄や内需関連銘柄に注目が集まる可能性もあります。
過去の暴落の歴史のおさらい
重要なのは、暴落は市場において特別なものではなく、一定の周期で必ず発生するものであるという認識です。2008年のリーマンショックや2020年のコロナショックなど、歴史上の暴落を振り返っても、その後には市場の回復がありました。短期的な市場の動揺に振り回されず、冷静な対応が重要だと考えています。
暴落リスクを受容した取引アイデアについて
暴落とうまく付き合うには、短期的な相場変動に一喜一憂せず、長期的な視野で投資を進めることが望ましいでしょう。暴落は、健全な経営状態の企業や安定した配当を出す企業を割安で購入できる可能性を提供する機会になるかもしれません。また、現金比率を適切に調整し、暴落時に投資できる余裕資金を確保することも一つの方法でしょう。さらに、資産を幅広く分散し、特定のセクターや銘柄に依存しすぎないような運用をすることで、暴落時の損失を軽減できる可能性があります。事前に投資ルールを設定し、それを機械的に実行することで、感情的な判断を避けることが可能になるでしょう。
私の今日のトレードへの向き合い方について
最後に、本日の私自身のトレードに対する姿勢を共有します。私は基本的に中長期的な視点で投資をしているため、日々の相場変動にはあまり動じません。ただし、注目銘柄が大きく下落し、魅力的な価格水準に達した場合は積極的に購入を検討したいと考えています。そのため、今日は勤務開始を10時にして、市場が開いた直後の30分程度を相場の確認に充てる予定です。補足として、私は日頃から暴落のタイミングは予測が難しいと考えているため、割高な株を無理して買わず、暴落時に買い増ししたいと思える銘柄だけを持つように心がけています。
まとめ
市場の暴落は避けられませんが、冷静に対応し、計画的に資金管理や投資方針を守ることで、暴落をむしろチャンスに変えることが可能です。皆さんも冷静に市場と向き合っていきましょう。
本日の動画は以上です。皆さんの投資活動のお役に立てれば幸いです。また次回の動画でお会いしましょう。
