最近AIの急速な進歩により、さまざまなロボットが出ています。その中で、新たな市場を生み出しているのが、ペットロボット。
まだまだ発展途上のため、色々と調べてみましたが、具体的な市場動向や市場規模に関するデータは、確認できませんでした。
となると、逆に現状は黎明期にあたり、今後スケールが期待できる事業。個人的には、介護業界などで社会貢献できる事業領域と思っているところです。
少しペット市場について調べてみました。
現状の飼い犬・飼い猫の市場を見てみましょう。
犬が850万頭、猫が950万頭ほど
次に、ペットが飼いたいけど買えない人のニーズを調べてみましょう。
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(出典)楽天インサイト株式会社
ペットを飼っていない割合は7割、一方、その理由は、死ぬのが悲しいが40%、世話をする時間が35%、お金 27%、衛生面 26%と続きます。
ペットロボットに対しては、興味を持っている人が32%もあり、一方持っている人は1%弱しかありません。
個人的にはかつて犬を飼ってましたが、やはり「死」「世話」「衛生面」が気になり、また飼いたいとは思わなくなりました。
が、ロボットであれば解消されるので、機会があれば飼いたいな、と考えたりします。
では、ここからペットロボットの動向について見てみましょう。
ペットロボットの代表格といえば、1999年にSONYから発売されたAIBOではないでしょうか? 当時は単独で機能するモデルで、2006年に一旦終売ののち、改めて、2017年、新型のaiboをリリースしました。
この頃から、インターネット経由でサーバと連携、AIの活用が始まります。
シャープが提供を開始したRoBoHon(ロボほん)も話題になりましたね。
ペットロボットとはいえないかもしれませんが、Pepperも一時話題に。終売になってしまいましたが・・。
そのような中、確実に利用者が増えているのが、ドラマ「おカネの切れ目が恋のはじまり」で登場したLOVOT(ラボット)
LOVOTの製品発表会
一方、少々まだまだ価格はお高め…。でも需要が高いので、テスラのように徐々に下がっていくものと思われます。
なお、LOVOT(ラボット)の提供事業者はGROOVE X、未上場ですが、多様な上場企業が出資…をしています。
特に創業当時に出資されたI-PEX社は、部品の提供事業者でもあります。
オーエスジーの出資の評価額は127億円?…のようです。
独立系の投信投資顧問会社スパークスも上場会社になりますね。
2022/05/25 追記 GROOVE X の株式はZOZO創業者の前澤友作さんの投資会社が買収されたようです。
なお、ロボットがある暮らしは将来どうなるのか、ドラマ見ていると、想像できるかも。
ヒューマンズ
Amazon Prime…などで見ることができます。