日野自動車のエンジン性能試験を巡る不正問題は、毎日新しい情報が流れてきています。
日野自動車は売る商品がなくなる異常事態です。小型トラックでも不正が見つかり、国内向けのほぼ全車が出荷停止に。ガバナンス軽視の代償は大きく、信頼回復は親会社のトヨタ自動車にとっても険しい道のりです。https://t.co/8zPgC3wCga
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) August 22, 2022
商用車連合、日野自動車を除名 エンジン不正問題受けhttps://t.co/G18Ki7f3ue
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) August 24, 2022
日野自動車の不正問題が消防車にも波及へ。最大手のモリタホールディングスは大半の車台を日野自から調達。半導体不足に加え、出荷停止の長期化で納期がさらに見通せなくなると懸念します。https://t.co/Eam8qyLZ8y
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) August 25, 2022
大きなきっかけは、小型トラックでの不正も発覚し、国内向けの全車が出荷停止となったことでしょう。これによって、当分の間、商品を販売できない事態となったわけです。
一方、車の需要が大きく下がるわけではないので、購入を希望されている方は、代替の製品の購入を検討することになるでしょう。
では、日野自動車の扱うトラックの国内シェアはどのようになっているのでしょうか?
日本自動車販売協会連合会が毎月公表している大中型貨物車メーカー別販売台数 を見てみましょう。
日野自動車のシェアは4割と国内NO1でしたが、この一部が2位以下のメーカーに流れる可能性があります。
その中で上場している企業は、いすゞ。よし、株を購入しよう、と思うのは正しいですが、時すでに遅いかもしれません。
すでに先行者の購入により、株価は上昇傾向にあります。
次に類似の事案があったら、同じように考えても良いですね。
さらに深掘りするのであれば、いすゞに部品を多く供給している事業者も潤うはずなので、そのような事業者に目星をつけてみる、という方法もありますね。
いすゞの子会社で上場している企業があれば、その企業も恩恵を受ける可能性もあるかもしれません。