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少し早い読書の秋 投資に関する書籍を読むWeek 今週は村上世彰 氏の書籍

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村上世彰 氏といえば、モノ言う株主として有名と思いますが、図書館で調べると、さまざまな書籍を書かれています。

 

今回実際に読んだのは以下の書籍。

生涯投資家 (文春文庫) [ 村上 世彰 ]

村上世彰、高校生に投資を教える。 [ 村上 世彰 ]

いま君に伝えたいお金の話 (幻冬舎文庫) [ 村上 世彰 ]

生涯投資家vs生涯漫画家 世界で一番カンタンな投資とお金の話 [ 村上 世彰 ]

読んだら一生お金に困らない N/S高投資部の教科書 [ N/S高投資部 ]

 

その中でのおすすめは、「生涯投資家」と「N/S高投資部の教科書

 

この書籍では、村上世彰 氏が投資に目覚めた経緯や投資手法について、わかりやすく文章にまとめられています。

「モノ言う株主」という敬称がついている通り、村上世彰 氏の投資スタイルは割安で放置されている株を買って、株主提案により、企業価値を向上させることで、株価を上げて売り抜けるやり方をとっています。

その対応が強引なため、メディアで目立つし、空気読めないと批判されることも多いですが、一方で、やはりそのような行動をとることで、恩恵を受けていることもあるのだと感じます。

経営者は自分の会社と錯覚しがちですが、株主が強気な提案をするとなると、適切な回答をする義務が生じますので、自身を律して適切な企業統治が進むと感じるからです。

今では考えられないですが、つい数年前にユーインという会社が赤字なのに社長に役員報酬として14億円ももらっている…という信じられない事態が発生していたのはご存じでしょうか? 法の元の平等なので、法律に則っていれば、それは感情は置いておいて、正しく、役員報酬の引き上げに株主が合意した結果であり、モノを言わない株主の影響でもあると、言えるわけです。

ちなみに個人的には、「モノ言う株主」は大切な一つの手法とは思いつつ、わたし自身は、テクノロジーの進化などで新しい市場が生まれ、その市場の中で圧倒的優位性を持つ企業に投資するスタイルをとっています。

なお、旧村上ファンドは複数の企業名で投資を行っており、5%以上保有した会社は報告義務があるので、どのような株式を購入したか、確認をすることができます。

シティインデックスイレブンス

株式会社エスグラントコーポレーション

レノ

オフィスサポート

株式会社南青山不動産

エフィッシモキャピタルマネージメント

ストラテジックキャピタル

 

本書は、正確にいえば、N/S高投資部が著者で村上氏が監修をされています。

最初に説明した通り、村上氏も若者向けに多数の著書を執筆されているのですが、やはりあまりに投資を知りすぎて、知らない人が読んでわかりやすい書籍か、といえば疑問を持ちます。

こちらの書籍は投資初心者である高校生が投資の授業を通じて学んだことを本にしているので、初心者でも理解しやすい内容だと感じたので、おすすめとして、ご案内してみました。

 

最近は、気温も下がってきて清々しい陽気に。読書の秋と言いますので、図書館で予約すれば無料でもあるので、自身の投資の見直しも含めて、読んでみてはいかがでしょ?

 

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