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来週4月7日にどう備える? 中長期投資家のリアル戦略公開

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はじめに:24%関税ショックと来週4月7日の警戒感

みなさん、こんにちは。ここ数日で相場が大荒れしていますが、来週の月曜日、つまり2025年4月7日が気になって落ち着かない…そんな方も多いのではないでしょうか。

実は、アメリカが日本への追加関税を24%増にするという大きな発表を4月3日に行ってから、日経平均株価は連日下落。ダウ平均も現地時間4月4日の取引で大きく下げました。この影響で、日経先物が夜間取引で大幅に安く推移しているのです。「月曜の寄り付きはどうなるんだろう?」「今のうちにポジションを整理すべき?」と不安になる気持ちはよくわかります。しかし、本当に大事なのはこうしたニュースに振り回されるのではなく、自分の投資戦略が“想定通り”かどうかを冷静に点検することです。本日は、そんな視点から相場の見方と具体的な調整例をお伝えしていきます。

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米国追加関税&相次ぐ株価下落:市場に何が起きている?

まず、直近のマーケット環境を整理しましょう。

4月3日に米国政府が発表した対日追加関税はなんと24%増。想定以上の高い関税率が嫌気され、輸出関連株を中心に売りが広がっています。

日本市場だけでなく、米国株も4月4日の取引で大きく下落。投資家心理を映すVIX(恐怖指数)も上昇傾向にあります。

加えて、リスクオフ、つまり安全資産へ逃げるムードが広がり、為替相場でもやや円高方向に動く可能性が指摘されています。

こうした状況で不安になるのは、やはり「株価がもっと下がるかもしれない」という点でしょう。日経先物の夜間取引が大きく下げているのは、来週月曜以降の日本市場にも継続的な売り圧力が及ぶと見ている投資家が多いからです。ですが、市場全体の悲観ムードに飲まれすぎると、本来の方針や戦略を見失ってしまいかねません。そこで次章では、そもそもの投資戦略の違いをおさらいし、自分はどこに位置しているのかを確認してみましょう。

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多彩な投資スタイル解説:あなたの“仮説”を点検しよう

一口に投資と言っても、スキャルピング、デイトレ、スイング、中長期投資など、様々な手法があります。それぞれに「こう動くはず」、「ここで利益を取る」、という仮説があり、今回のような急落局面でも取るべき行動が違ってくるのです。

スキャルピング:超短期の売買で、小刻みな値動きを何度も拾って利益を狙う。

デイトレード:その日のうちに売買完結し、翌日にポジションを持ち越さない。ニュースや値動きに敏感に対応。

スイングトレード:数日~数週間の波を捉える。急落があればいったん損切り、底を打ったら買い直すなど機動力重視。

中長期投資:企業や経済の成長を長期にわたり取り込む。短期の上下動はノイズと割り切るケースが多い。

ポートフォリオ分散:特定のセクターや通貨に偏らず、複数の資産に広げることでリスクを低減。

ドルコスト平均法:積立投資。相場のタイミングを読まず、定期定額で投資し続け、時間分散の効果を狙う。

成長投資グロースと割安投資バリュー:企業の成長力重視か、割安度重視か。


こうした戦略のどれを取るかで、「下落がチャンスなのか、リスクなのか」が変わります。長期投資ならば大きく下がるほど“仕込みどき”と捉える人もいれば、デイトレなら「相場が荒れるほど儲けやすい」と考える人もいます。まずは自分がどの戦略をとっていて、それはどんな仮説に基づいているのかを改めて確認してみてください。

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実例紹介:中長期投資家のポートフォリオと調整のポイント

ここからは、実際に中長期投資をメインとしている私の事例をお話しします。私自身、以下のような方針で運用しています。

中長期が基本:大きな値動きがあっても、目先の上下に過度に反応しない。

安く買って高く売る:割高だと判断したら買わない、割安と感じたら積極的に買い増す。

個別株は「4年で2倍」を目標に:業績・成長性を吟味しながら、狙える銘柄を厳選。

ETFや投信は“相対的に安い”セグメントを狙う:米国が割高なら内需、リートが割安ならそちらを強化、という具合に柔軟にセクターを変えていく。


過去には、円安恩恵銘柄をある程度利益確定し、その後は日本のリートや内需株を買い増してきました。今回のような下落局面でも、それらがある程度クッションになってくれているおかげで、精神的には落ち着いていられます。もちろんダメージゼロではありませんが、「来週さらに下がったら、割安な銘柄を買い増しできるかも」という見方もできるわけです。

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確定拠出年金のポートフォリオの変化

また、確定拠出年金のポートフォリオも見直しを進めていて、2024年4月時点では「日本株29%、外国株45%、外国債券17%、グローバルREIT9%、日本REIT0%」という構成でした。

しかし、2024年6月から為替リスクや海外株の伸び悩みに備え、外国債券を増やして日本REITを組み込み始めたんですね。その結果、2025年4月の時点では「日本株28%、外国株17%、外国債券32%、グローバルREIT10%、日本REIT13%」と大きく比重を変えました。

今年に入ってからの積立は日本株20%、日本REIT80%に集中させています。理由は「今のところ円安が進んで、内需系や日本REITのバリュエーションが魅力的だ」と感じたからです。

ただ、為替の動きは読みにくいですし、円高へ触れる可能性もあります。でも長期投資なので、そこはあえて外国債券などにも分散して、為替リスクをある程度受容しています。

もし急落が来週から加速しても、そこをむしろ「買いたいのに高かった銘柄をお得に買うチャンス」と捉えて、焦らないように準備しているのが現状です。

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なんとなく買いの落とし穴:戦略なき投資はなぜ危険?

ここで改めて、「戦略がない投資」がどれほど危険か振り返ってみましょう。

急落局面でパニック売りしてしまい、大きな損失を抱えてしまう。

SNSの噂や目先のニュースに振り回され、自分の決断基準がなくなってしまう。

「もっと上がるかも」「もうダメかも」という感情に支配されやすく、結果として高値買い・安値売りを繰り返す。

一方、明確な投資戦略があれば、今回のような24%関税ショックでも「想定内」と割り切って行動しやすくなります。

例えばドルコスト平均法で毎月積立をされているのであれば、長い軸で平均したときに利益がしっかり出ていれば、仮説通りとも言えるわけです。

私が実践している「4年で2倍」を目標にしているなら、短期的な調整は必ずしも怖いものではない。むしろ低い株価で仕込めるチャンスかもしれない、と捉えられることもできるわけです。

もちろん、不測の事態で想定外の大暴落が起きれば誰だって焦りますが、戦略があるほど判断を早く・正確に下せるようになります。これは投資成績だけでなく、メンタル面でも大きなアドバンテージになるはずです。

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まとめ:下落をチャンスに変えるための長期視点と心構え

それでは、今回のポイントを整理しましょう。

目先の急落は怖いが、戦略を点検するチャンス:来週4/7の相場は相当荒れそうですが、それが「自分の仮説・戦略どおりに動けているか」を振り返るきっかけになります。

中長期投資家は“割安で買える”好機に注目:私自身、リートや内需株、外国債券などを組み合わせ、買い場が来たら迷わず動けるよう準備しています。

為替リスクも含めて分散し、長期的な期待値を回収:確定拠出年金などは特に、数十年単位のスパンで考えられるので、一時的な円高や下落を恐れすぎず、むしろポートフォリオのバランス強化に活かすことも1つのアイデアです。

戦略なき投資は危険:なんとなく買っていると、急落相場でパニックに陥りやすい場合も。焦って損切り連発、という事態を避けるためにも、自分なりのルールや目標を持つことが重要でしょう。

最後に、暴落は投資家の力量を試す試験とも言われますが、必要以上に恐れる必要はありません。

自分の投資スタンスを明確にし、想定を超えるリスクにはどう対応するか、平時から考えておくことで、このような相場急変時に大きく差がつきます。

「割安で買えなかった銘柄が下がったら買いチャンス」というように、下落をポジティブに捉えられるくらいには、余力とメンタルにゆとりを持って臨みたいですよね。

急落後に相場が落ち着いたとき、大きな成果を手にするのは、こうした冷静さを保てた投資家かもしれません。それでは、最後までご視聴いただきありがとうございました。

※ 本動画の解説は1例です。投資は自己責任でお願いします。

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