大正3年創業の100年企業として、ファインケミカル事業、医薬事業、HBC・食品事業、化学品事業の4事業で人々の暮らしを健康分野から支え続けている企業です。化粧品、奥能登の商品が株主優待としてプレゼントされます。
アステナホールディングス/旧イワキの概要
1914年(大正3年)創業の老舗企業。粉末の「ビタミンC」剤、「ネオヨジンうがいぐすり」等のコンシューマー向け医薬品を有するほか、アジア各地で販売されている外用消炎鎮痛剤「タイガーバーム」の日本総代理店として商品の供給を行っています。
アステナとは「明日(未来)」と「サステナブル(持続可能)」の造語であり、社内公募で決定、2021年にイワキから名称を変更しました。
ファインケミカル事業
ファインケミカル事業は、CMC/CDMO 事業と調達プラットフォーム事業を柱とし、原材料調達からCMC研究開発、商用原薬生産まで、医薬品開発・製造の幅広いバリューチェーンでサービスを提供しています。
CMC事業はスペラファーマを中心に、開発ステージに適した医療用医薬品の研究開発、治験原薬・治験薬製造のサービスをハイレベルで提供します。
多彩かつ高度な大量製造技術を保有するスペラネクサスでは、ジェネリック医薬品の商用原薬の製造、新薬の中間体および原薬の受託製造を手がけるとともに、調達プラットフォーム事業として、国内外の信頼あるメーカーから、ジェネリック原薬をはじめ、各種原料・中間体、添加物等の調達と販売を行っています。
HBC・食品事業
HBCとは、「Health & Beauty Care」の略称です。
全国のお客さまに一般用医薬品、機能性食品原料・化粧品原料の販売、化粧品の通信販売およびOEMを中心とした事業展開をしています。 お客様の美と健康を一番に考えた商品・サービスを提供していきます。
医薬事業
皮膚外用剤ジェネリックNo.1メーカーとして人々の保健を担って社会に貢献
岩城製薬では、医療用医薬品と一般用医薬品を中心に、特に近年市場が大きく成長したジェネリック医薬品において、軟膏やクリーム・ローションなどの半固形製剤、錠剤・散剤など固形剤の製造・販売を行っています。
化学品事業
化学品事業を担っているメルテックス株式会社は表面処理薬品の先端を目指して研究開発や新しい製造方法の開発に注力しています。
メルテックスの薬品は4つの大きな市場セグメントに対し高品質高性能の薬品を提供しています。
ビルドアップ基板を中心に高機能ビアフィル用めっき薬品や精度の高いシード層エッチング液を、電子部品セグメント向けにはMLCC素材に適応したすずめっき薬品を、半導体セグメントではセンサーやパワーモジュール向けに種々薬品を提供しています。
また、今後変化が大きい自動車用途向けについては、新しいニーズにお応えすべく開発を進めています。
メルテックスは「お客様の不・用事を解決することを通じて社会に貢献する」を理念とし開発に取り組んでいます。
アステナホールディングス/旧イワキの株主優待
11月が権利確定月。
100株以上かつ1年以上保有の株主は、保有株式数と継続保有年数に応じて優待品を1つご選択できます。
保有株式数/ 継続保有年数 | 1年以上~3年未満 | 3年以上 |
100株~999株 | 3,000円相当の自社商品 または 1,000円相当の商品・寄付 | 5,000円相当の自社商品 または 2,000円相当の商品・寄付 |
1,000株以上 | 5,000円相当の自社商品 または 2,000円相当の商品・寄付 | 10,000円相当の自社商品 または 3,000円相当の商品・寄付 |
優待品の例
アステナホールディングス/旧イワキの業績
詳細はリンクをクリックください。
2021年度右肩ですが、2022年度は売り上げを落としていますね。
アステナホールディングス/旧イワキの株価 2022/12/4
PBR 0.61、PER 13.8、ROE 4.53です。
複数の事業を持っているのですが、バフェットコードを見てみると、ファインケミカルと医療の利益が全体割合が大きいので、他の分野の成長ができるか、既存の利益率の高い商品がのばせるか、見極めが必要になりますね。