最近は老後2000万円問題や新NISAの話題など、投資に関心を持ってきている方も少なく無いのだと思います。
NISAの年間投資枠が2024年から合計360万円に拡大https://t.co/ghtTVYNzpD
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) December 12, 2022
■つみたては3倍の120万円に
■生涯投資の上限は1800万円まで
■恒久化と合わせ投資シフトを後押し pic.twitter.com/JCV6ECnZpP
一方、学生時代にお金の授業がなかったので、何も考えずに投資をすると、それは博打や投機に近くなります。
そこで本日は投資のベーシックな考え方について共有します。
投資初心者が割安株を発掘するための5つの投資戦略
株式市場についてきちんと調べたり理解したりせずに投資すると、非常にリスクの高い投資になってしまうことがあります。
今回は、PERやPBRなどの重要指標を理解し、企業の差別化や成長要因に着目するなど、投資初心者が割安株を発掘するために有効な5つの戦略を紹介します。
ですから、賢く投資したい方は、この記事を読んで、割安株を見極めるためのステップを学んでください。
1. 割安株投資の紹介
割安株とは、株式市場で本来の価値よりも低い価格で取引されている企業銘柄のことを指します。
「割安」という言葉には、市場がまだその銘柄の真の価値に気づいていないこと、そして、その銘柄を安い価格で購入すれば、投資家は現在の安値から利益を得られる可能性があることを意味しています。
投資家が割安株を見抜き、実際の価値よりも低い価格で購入するためには、その銘柄の真の価値を算出するための様々な指標についての知識が必要となります。
2. 割安株の発見におけるPERとPBRの役割
株式投資でよく使われる指標に、PER(株価収益率)とPBR(株価純資産倍率)があります。
PERは現在の株価と1株当たり利益を比較するための財務比率であり、PBRは現在の株価と1株当たり簿価を比較するための比率です。
これらの比率は、投資家が企業の現在の価格と潜在的な利益との関係を理解するのに役立ちます。
PERとPBRを知ることで、投資家は市場価値より低い価格で取引されている銘柄を容易に特定することができます。
PERが類似銘柄の平均より低く、PBRが業界平均より低い場合、その銘柄が過小評価されている可能性があることを示唆している可能性があります。
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3. 差別化要因、成長要因の把握
投資初心者は、PERやPBRといった基本的な指標を分析するだけでなく、企業の成長性や競合他社との差別化要因も考慮する必要があります。
例えば、研究開発部門が充実しており、革新的な製品やサービスの開発に取り組んでいる企業は、長期的に投資家に価値を提供する可能性があります。
同様に、コスト構造や経験の面で競争優位性を持つ企業は、優れた投資先となる可能性があります。
競合他社に差をつける重要な要素を理解し、短期的・長期的な成長の可能性を見極めることが重要となるのです。
例えばマーケティングの定石を活用して銘柄を分析する方法があります
4. 投資機会の分析
割安な銘柄を見つけたら、その企業の財務状況を徹底的に分析する必要があります。
貸借対照表と損益計算書を徹底的に分析することで、潜在的なリスクや赤信号を識別することができます。
このような分析は、投資家が株式への投資について、より多くの情報に基づいた決断を下すのに役立ちます。
さらに、投資家は、収益性の上昇、市場シェアの向上、新製品の発売など、企業内の前向きな展開を探す必要があります。
5. 割安株投資のリスクとリターンの検討
割安株への投資は、リスクがないわけではなく、株式市場が急変した場合、損失を被る可能性があることを覚悟しなければなりません。
しかし、割安株への投資は、株価が上昇すればリターンを得ることもできます。
ある程度のリスクを許容できる投資家は、これらの戦略を駆使して、長期的に成長する可能性のある銘柄を発掘することができます。
まとめ
結論として、投資初心者が割安株投資を成功させるには、PERやPBRなど、銘柄の真価を測る重要な指標を理解する必要があります。
また、企業の差別化要因や成長性を考慮し、財務分析を行うことで、より確かな判断ができるようになります。
割安株への投資はリスクも大きいが、時間をかけて徹底的に調査・分析することで、大きなリターンを得ることができます。
(参考)長期分散積立という考え方もありますね
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