良品計画の最新決算
1/6 無印良品を運営する良品計画が決算を発表、営業利益率が9%から4%まで大きく落ち込んでいました。良品計画のIR情報…
競合比較
一方、最近の日用品をめぐる競争は激化を極めてます。
個人的な主観で日用品の製造事業者をまとめてみました。(仮説と思ってください)
最近は特に原料高となっているため、100円ショップの運営会社が300円の層へ進出、300円ショップも300円にこだわらず、高価格帯の品揃えを増やしているように感じています。
ルイヴィトンなどの海外のハイブランドはブランド力を武器に戦っている印象です。
営業利益率を比較
全く同じ時期の指標ではないので、正しく比較することは難しいですが、営業利益率を見てみるとこのような感じです
営業利益率 | 利益率 | 備考 |
LVMH(ルイヴィトン) | 25% | 2021年度 |
ニトリ | 15% | 2023 3Q |
良品計画 | 4% | 2023 3Q |
パル ( 3 coinsなど運営 ) | 9% | 2023 2Q |
キャンドゥ | 1% | 2023 3Q |
LVMHは最新のIRが見当たらなかったので、原価高が反映されていないのですが、国内では、10%を超える利益を出せているのはニトリ一択しかないことに気付かされます。
行動変化と投資の方向性
以前は、無印良品を私自身は多用していたのですが、最近は100円ショップや300円ショップ、ニトリで似たような商品がより安く購入できてしまうので、無印良品のロイヤリティが薄れてきてしまっている自分がいます。
皆さんは日用品を購入される際の行動に変化はなかったですか?
日本の日用品の会社は低価格・機能性に偏っているように思えまして、薄利多売のビジネスモデルが強い印象です。ブランド力を高めてより高く購入してもらえる努力も必要なのかと、感じる一方、生活においては安いものを買いたいという願望もあり、葛藤があります
投資検討においては、日本以外の市場の開拓(売上を伸ばせるか?)、ブランド力を高めて価格を上げる(利益率を高められるのか?)が、重要な判断基軸と感じています。