株主優待に関する情報は、証券会社や多数のブログやYouTubeで共有されていることから、本サイトでは実際に優待を利用しながら、企業の強みや差別化など、感じたことを共有することに、主眼をおいています。
今回は 9853 銀座ルノアール…で株主優待を利用したので、体験談を記載しています。
銀座ルノアールの株主優待
所有株式数 | ご優待内容 |
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100株(1単元)以上 | 株主ご優待券1,000円分 |
500株(5単元)以上 | 株主ご優待券5,000円分 |
1,000株(10単元)以上 | 株主ご優待券10,000円分 3,500円相当のオリジナルアイスコーヒーセット |
※3/31最終株主名簿及び実質株主名簿に記載された株主
お金と同じように利用できるのが良いですね。
昔ルノアールのイメージは、タバコ臭い印象が強いのですが、現在は分煙なので、禁煙を選べば全く臭くありません。
昭和ながらの古風な雰囲気を感じつつ、広々とした店内にゆったりとした座席の構成が嬉しい。
音楽もクラシック音楽が流れ、ゆっくりとした時間が流れます。
加えて電源も使えてWifiも完備、ソファの座り心地も快適です。
壁側の席であれば、PC画面が見られる心配もないので、安心して仕事に集中できます。
ドリンクの単価は少々高いですが、こだわりの一杯を味わえ、満足な空間を提供してくれて、適切なタイミングでお茶やお水を持ってきていただけます。
ルノアールの経営理念「お客さまにくつろぎと安らぎを感じていただけるホスピタリティサービスを提供することで社会貢献する」をまさに具現化した環境・サービスを提供していただけます。
(参考:銀座ルノアールの経営理念…)
一杯のコーヒーで幸せになる熱烈ファン生む喫茶店の全貌
したがって、利用者目線では快適でゆったり、何時間でもいられるのでワーケーション時代の現代にとっては嬉しい。
一方で、足元の業績はどうなのか?
バフェットコード…で調べてみると、営業利益はまだ赤字ですが、純利益は黒字化。ただし、助成金収入増の影響なので、本業で利益をまだ生み出せる状態に戻っていない。
2019年以前の営業利益・純利益のボリュームと比較して、コロナでうけた打撃はかなり大きい。
緊急事態宣言が終了、お客さまが徐々に戻るフェーズにはなっているものの、収益が出てコロナ影響分のマイナスを取り戻すには、かなりの時間が必要。
新業態のパン専門店を9月に開業しており、新たな販路を広げる戦略に舵を取ってきている。
さらにルノアールでも1人単価を上げるためにおかわり200円サービスの提供を開始
「お客さまにくつろぎと安らぎを感じていただけるホスピタリティサービスを提供することで社会貢献する」というコンセプトは、アフターコロナでも受け入れられると信じており、今後の動向に注視したい。