最近、商品の値上げラッシュが続いています。
一方で、正確に状況を整理すると、ウクライナ戦争を契機とした材料の価格はピークを過ぎて少し下がってきています。
しかしながら為替は円安に触れており、おおむね2年前と比べると2割変化しており、その分が価格に転嫁されています。詳細はトレンドページを参照…。
今後の為替は読みづらいですが、金利差が大きく開いているので、円安の傾向は今後も数年は続くものと考えます。
結果、国内における商品の値段は上がっていくことになります。
最近は、Apple社が製品の値上げが話題になりました。(15%ほどの値上げ)
給料は急激に増えているわけではないため、財布の紐が硬くなるのではないか、と想像します。
その一方、外国人からすれば、日本への旅行や日本の商品が割安で購入できる機会が到来しています。
その結果、どのような市場の変化が起こるのでしょうか?
・家電などは中古市場がより拡大するのではないか?
・リーズナブルな物のニーズが高まるのではないか?
ただし原価が上がってきているので、100円ショップは粗利確保が厳しくなり、300円ショップなど提供価格に柔軟性のある事業がより有利な気か?
・飲食は外食から中食や自炊へシフトか?
ただし既に外食から中食や自炊が当たり前となってきており、これ以上さらに需要を高めることはできるのか?
・外国人向けの越境EC、不動産、旅行などの事業か?
ただし、鎖国からの開国時期がかなり流動的