小型株とは?中型株とは? 大型株とは?
TOPIX(東証株価指数)を補完する「規模別株価指数」の算出において、TOPIX構成銘柄の中から、時価総額と流動性が高い、上位100銘柄(TOPIX100の算出対象)を「大型株」、大型株についで時価総額と流動性が高い、上位400銘柄(TOPIX Mid400の算出対象)を「中型株」、大型株・中型株に含まれない全銘柄(TOPIX Smallの算出対象)を「小型株」と定義しています。
小型株は、たとえば時価総額の小さい順にソートするとどのような銘柄が該当するか、わかります。
小型株の特徴は?
一般に、株式は流動性が低いため、売買高が小さくなる傾向があります。そのため、売買が少ないところで大きなニュースなどがあると、ボラティリティが高くなることがあります。
一方で、時価総額の高い企業の価値を10倍にすることは難しいですが、差別化されたビジネスモデルの強い小型株は、次のテンバガーとなる可能性を秘めています。
小型株を見る場合、上場した時期を知ることも重要です。上場しても何十年も成長せず、小型株のままというケースも少なくありません。上場はしたものの、上場廃止を避けて低迷している企業も少なくありません。
どのように投資したら良いのか?
大型株は、大きく売上や利益を減らすリスクは低いですが、小型株のように大きくスケールする企業も限られます。
従って、小型株、中型株、大型株をバランスよくポートフォリオを組むことで、ボラビリティを抑制するなども可能ですね。
(参考)有望 注目の小型の成長・グロース株の見つけ方
有望 注目の小型の成長・グロース株の見つけ方
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