PR

【投資探偵の事件簿】スーパーの値上げから読み解く「今、本当に強い業種」の秘密

時価総額と資産価値の違いを解説するアイキャッチ画像
記事内に広告が含まれています。
PR

ある日の夕方、近所のスーパーに立ち寄ったあなたは、ふと卵のパックや小麦粉の値段を見てこうつぶやきます。

「あれ、また高くなってる……」

家計を守る身としては、ため息がこぼれてしまう瞬間ですよね。でも、ここで少しだけ視点を変えてみましょう。虫メガネを手にして、世の中のお金の流れを追う「投資探偵」になってみるのです。

「これだけ値上げが続いているのに、なぜこのメーカーは潰れないのだろう?」

実はその「値上げ」の裏には、過酷なインフレ(物価高)の波をたくましく乗り越え、しっかり利益を確保している「本当に強い企業(業種)」の秘密が隠されています。今日は探偵として、このスーパーで起きているミステリーを一緒に解き明かしていきましょう!

PR

第一の謎:値上げしてもファンを離さない「魔法の力」

時価総額ランキング上位の企業が必ずしも安全ではないことを示すイラスト

同じように値上げをしている商品でも、裏で起きているドラマはまったく違います。

ある企業は、原材料費が高騰したから泣く泣く値上げをしました。すると「じゃあ、別の安いのにする」とお客さんが離れ、大赤字に転落してしまいます。

一方で、値上げをしても「これがないと朝が始まらない」「どうしてもこのお菓子が食べたい!」と選ばれ続け、なんと過去最高益を叩き出す企業もあります。

この違いこそが「価格転嫁力」という魔法の力です。コストが上がった分を、商品の価格に堂々と上乗せできる力のことですね。日常の買い物であなたが「少し高くても必ず指名買いしているモノ」こそ、実はこの魔法を持った最強の投資先候補なのです。

PR

経済の「お天気予報」:今の季節は、夏?それとも秋?

企業の本当の財産である純資産と市場の期待値のズレを表現したイラスト

さて、次に探偵が目を向けるべきは「経済の天気」です。経済には春夏秋冬のようなサイクルがあり、これを「景気サイクル」と呼びます。

  • 春(回復期):経済がぽかぽか温まり、金利も低く、企業が元気いっぱいに新しい挑戦を始める季節。
  • 夏(好況期):モノが飛ぶように売れ、企業の利益がピークを迎えるアツい季節。
  • 秋(後退期):モノの値段が上がりすぎ(インフレ)、それを抑えるために「金利」という冷たい風が吹き始める季節。
  • 冬(不況期):モノが売れず、企業が冬眠するようにじっと耐え忍ぶ季節。

今のスーパーを見渡せば一目瞭然。モノの値段が上がり、住宅ローンなどの金利が上がり始めている今の世界は、まさに「夏から秋」へと季節が変わる、一番服の選び方が難しいタイミングと言えます。

PR

過去の歴史が証明する「主役の交代劇(セクターローテーション)」

貯金1億円のニートと貯金ゼロのエリート医学生を比較するマンガ風イラスト

「季節が変わるなら、着る服を変えればいい」。投資の世界でも、季節(景気)に合わせて「強い業種(セクター)」がコロコロと入れ替わります。これをセクターローテーションと呼びます。

少し過去の歴史を振り返ってみましょう。2020年のコロナショック直後(経済の春〜夏)、世界中の人々が家にこもったことで、ITやネット通販、ハイテク関連の株が爆発的に上がり「これからはハイテクの時代だ!」と誰もが熱狂しました。

しかしその後、ワクチンが普及し経済活動が再開すると、急激にモノが足りなくなり物価が上がり始めました(秋〜冬の入り口)。潮目が変わった途端、あれほど輝いていたハイテク株は大きく下落し、代わりに石油などのエネルギー、銀行、そして私たちの生活に密着したスーパーなどの「地味だけど堅実な企業」が主役に躍り出たのです。

歴史は教えてくれます。ずっと勝ち続ける業種はなく、季節に合わせて主役の交代劇が必ず起きるのだと。

PR

雨の日も風の日も強い!「鉄壁のディフェンス陣」

PBR1倍割れの仕組みを10万円入った財布に例えて解説するイラスト

では、景気の先行きが不安な秋から冬にかけて、私たちが味方につけるべきは誰でしょうか? それが「ディフェンシブ・セクター」と呼ばれるヒーローたちです。

代表的なのは、食品、日用品、医薬品、そして電気・ガスなどのインフラ系。どんなに不況でボーナスが減っても、私たちはお腹が空けばご飯を食べ、病気になれば薬を飲みますよね。

景気の荒波(雨や風)が吹いても、びくともせずに安定した売上を立てる彼らは、私たちの資産をしっかりと守ってくれる「鉄壁のディフェンス陣」なのです。

PR

金利アップの強風を味方につける「波乗りの達人」

投資戦略における市場の期待値との付き合い方を示すイラスト

そして今の季節(秋)、もう一人忘れてはいけない主役がいます。それが銀行や保険などの「金融セクター」です。

物価高を抑えるために「金利が上がる」というニュースは、私たち家計にとっては住宅ローンの返済が増える嫌な風かもしれません。しかし、銀行の立場になってみてください。銀行は預かったお金を貸し出し、その利息で儲けています。金利が上がるということは、貸し出したお金から得られる「利益の幅(利ざや)」が大きくなることを意味します。

世間が「金利が上がって大変だ!」と強風に怯えている中で、金融セクターはその風を見事に捉えてスイスイと前へ進む「波乗りの達人」なのです。

PR

エピローグ:今日からあなたも「値上げをチャンスに変える」投資探偵!

現在の資産と未来の成長への投資をバランス良く考える投資家のイラスト

いかがでしたか? スーパーでの「値上げ」に対する見方が少し変わったのではないでしょうか。

私たち個人ができる最大の防衛策は、レジの前でため息をつくことだけではありません。値上げの痛みをただ受け入れる「消費者」から一歩踏み出し、インフレの波を乗りこなして利益を上げる「強い企業のオーナー(株主)」になることです。

さらに、自分が持っている資産(ポートフォリオ)のバランスを見てみましょう。もし、春・夏に強いIT企業ばかり持っているなら、秋・冬に強い「ディフェンス陣」や「波乗りの達人」を少し仲間に加えて(分散投資)みてください。

明日の買い物から、ぜひ探偵の目でスーパーの棚を眺めてみてください。「お、この商品は値上げしても売れてるな。もしかして…?」そんな日常のワクワクが、あなたの未来の資産を育てる強力な武器になるはずです。

※投資に関する最終的なご判断と結果は自己責任でお願いいたします。

Ads Blocker Image Powered by Code Help Pro

広告ブロックを確認

広告ブロッカーを使用していることを検出しました。広告ブロッカーを無効にしてください。本サイトは広告の収益で運営しております。ご了承ください。

タイトルとURLをコピーしました