株主優待に関する情報は、証券会社や多数のブログやYouTubeで共有されていることから、本サイトでは実際に優待を利用しながら、企業の強みや差別化など、感じたことを共有することに、主眼をおいています。
今回は、3543 コメダホールディングスの提供するコメダ珈琲で株主優待を利用したので、体験談を記載しています。
通常の優待制度 | 長期保有株主優待制度 | |||
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対象株主様 | 100株以上保有の全株主様 | 長期保有株主様 | ||
実施回数 | 年2回 | 年1回 | ||
(基準日) | 8月末・2月末 | 2月末 | ||
保有株数 | 100株以上 300株未満 |
1,000円分/回 | ー | |
300株以上 | 左記に追加 | 1,000円分/回 |
100株で1年間で2,000円分をプリペイドカード「KOMECA」にチャージしてくれます。
コメダ珈琲が他のコーヒーチェーンと大きく異なることは、相対的にオーナーの権限が高く、比較的自由度の高い運営が提供できる点にあります。(コメダホールディングスから提供される商品以外も売ることが許可されており、店舗運営もその土地に合わせて柔軟)
また、テレビなどでの特集では、ソフト面の強みがよく放送されています。常連の方の好みやオーダーを覚えていたり、会話を楽しんでいる様子が映し出されています。
加えてメニューよりも実際の商品の方がボリュームがあることも、話題になっています。
今回は、2021/9某日に都内のコメダ珈琲店にモーニングで利用しましたので、その際の体験談です。
入店すると、一人の場合にはカウンターへ誘導されました。オーダーは、ボタンで店員さんを呼ぶ仕組みになってました。今回はコーヒーとモーニングなので、本来はパンもつけられますが、ゆで卵オンリーのカスタマイズ(Aセットのパン抜き)をお願いしてみましたが、柔軟に対応していただきました。
コーヒーは深みがあって美味しく、ゆで卵は半熟というよりは完熟でした。たまごサンドや様々な卵料理にも利用するために、効率的に全てのゆで卵の茹で時間を統一しているのだと感じました。個人的には半熟が好きですが、株主の立場から考えると、効率化・合理化観点からリーズナブルな価格とのトレードオフと感じています。
コーヒーを提供するカフェは、多々ありますが、大きな差別化は、やはりソフト面のように感じました。例えば水がなくなればすぐに水のお代わりをご案内したり、メニューの内容への説明やお客様対応において、大変親切で、常連の場合は挨拶を交わすなどです。
ソフト面で差別化が強いカフェの会社としてはスターバックスが挙げられますが、スターバックスはお客様との接点が基本的に会計・オーダー時のみに限定されるモデルに対してコメダ珈琲はお水の補充など、複数の接点があるのが異なるのだと感じています。
都心においての難点は、テレビで見るとテーブル席が充実しているようにみられますが、カウンター利用が多いので、広々とした感覚はありませんでした。ゆったりと仕事などでも利用する場合には、個人的には銀座ルノアールの方が広々としていて使い勝手が良い印象です。
ルノアールの株主優待 体験談

一方、毎日通ってコミュニケーションも楽しみたい場合には、コメダ珈琲も楽しめると感じました。
皆さんはどのように感じていらっしゃいますか?感想・コメントをぜひ教えてください。