皆さんは、家計簿をつけていますか? もしくはつけているだけですか?
月1回は家計簿を確認して収入・支出を確認、見直しをして節約、投資に回しましょう。
実は、家計簿というのは、会社のB/S バランスシート(貸借対照表)とP/L プロフィットアンドロス(損益計算書)に似ています。ちなみに、B/Sはその時点の資本、借金、資産を、P/Lは一定期間の売上(収入)、コスト(支出)を表します。
会社の場合、4ヶ月に一度 B/SとP/Lの開示義務がありますが、ご自身の収支は1ヶ月毎に集計して分析する方が良いでしょう。
会社のB/SやP/Lの考え方は、会計学で会社の状態を正しく判断する上で重要な情報で、家計を見直すことにも参考になるので、勉強をして損はありません。比較的わかりやすいのは、会計の地図(書籍版)…で、会計の地図(Web)…は無料で誰でも閲覧できるので、ご参考にしてください。
さて、毎月見直すためにも、正しく家計簿を書くことが必要ですが、これは大変な作業です。ITを用いて楽しましょう。
代表的なソフトはMoneyForward ME…(マネーフォワード)。
家計簿を自動作成、自動で収支内訳を作成、過去の収入・支出もグラフ化してくれます。
有料版もありますが、まずは無料版で十分だと思います。
(参考)無料/有料 機能比較表
まずは1ヶ月家計簿つけて、1ヶ月後に振り返りましょう。
振り返りのコツは、パレートの法則/2:8の法則…。一番コストのかかっているカテゴリの見直しを優先すると、翌月のコスト削減への効果が大きく期待できます。