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不確実な未来、景気後退に備える

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最近、リセッション・景気後退関するニュースが聞こえており、市場の先行きがますます不透明になっています。

資産のリバランスを検討する時期に入っているかもしれません。

 

1) 市場が不透明

市場の不確実性を高めている要因はさまざまです。日本国内だけで見ると、大きく景気を左右する変化は気付きづらいですが、グローバルでみてみると、景気後退と感じる事象が、いくつか気付かされます。

 

・アメリカ
米国株がここ最近ダウ、ナスダックも下落傾向が続いています
利上げが続いており、景気よりもインフレ抑制に動いています

 

・中国
不動産市場において、物件引き渡しの先延ばしがニュースになっています
地方銀行においては、預金引き出しの制限のニュースが話題になっています

 

・ヨーロッパ
ロシア依存の石油・ガス資源の高騰により、モノの値段が大きく上昇しています。

 

・日本
円安やウクライナ戦争などを起因とした原材料の上昇により、モノの値段が上昇。9月、10月は値上げラッシュ。為替介入で相場が乱高下。

 

ネガティブなニュースが増えており、市場の不確実性とボラティリティを高める雰囲気につながっているように感じます。

 

2) 未知なる未来にどう備えるか

市場の不確実性が高まっていることを考えると、将来に備えてポートフォリオの見直しを検討しても良い時期かもしれないと思うところです。

株式、債券、不動産、コモディティ、為替、現金など投資方法はさまざまなので、状況に応じたリバランスを心がけたいところですね。

 

3) 投資を保護するためにできること

少し現金保有率を増やしたいところですが、増やしすぎるとお金の価値が下落基調にある状況なので、持っているだけで価値が下がるリスクもあり、悩ましいところです。

 

皆さんの得意不得意もあるので、打ち手は人によって変わりますが、わたし個人的に進めていることは

・ポートフォリオは縮小、次のチャンスに向けて現金保有率を増やす方向で整理

ドルコスト均等法…でロボットファンドやアクティブファンドに投資(ドル建ては円安傾向なので少なめ)

・株式投資について、
 ・グロース株は、今後も市場拡大に確信を持ち、リーズナブルな株価の銘柄を除き売却 
 ・バリュー株は、リセッションでも確実に必要な生活必需品を中心とする安値の銘柄に少しずつ投資

なお、為替(FX)はそもそもデイトレ向きなので、やってません。不動産も流動性が低いのでREITだけ少し持っているだけです。

 

皆さんはどのようにリバランスされますか?

 

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