近年、低価格帯の飲食店を変える存在として、回転寿司が注目されています。
回転寿司は、その斬新さと手頃な価格から、世界中で低価格の飲食店として急速に普及している。
今回は、回転寿司「くら寿司」を初めて訪問し、その料理や価格について詳しく解説します。
また、回転寿司が低価格帯の飲食シーンに革命を起こす可能性を分析します。
さらに、くら寿司の積極的なグローバル展開と、株式投資における重要なポイントについても掘り下げます。さあ、一緒に回転寿司の世界を探検しましょう!
くら寿司の概要
くら寿司は、日本と米国に約650店舗を展開する日本のレストランチェーンです。
1977年に創業し増た。当初は低調なスタートでしたが、時間の経過とともに徐々に多くの顧客を獲得し、最終的には絶大な人気を誇るレストランチェーンに成長しました。
くら寿司では、伝統的な寿司料理と、より現代的な解釈の寿司をミックスして提供しています。サーモンの握り、マグロの巻き寿司、野菜の天ぷらなど、さまざまなメニューが用意されています。
寿司は店内で調理され、ベルトコンベアーで運ばれてくるので、お客様は好きな料理を選ぶか、シェフに直接注文することができます。
また、枝豆、味噌汁、天ぷら、デザートなど、温かいものから冷たいものまで、さまざまなサイドメニューからお選びいただけます。
低価格帯の食事シーンに革命を起こす
くら寿司は、通常の寿司レストランの数分の一の価格で高品質の寿司を提供し、低価格のダイニングシーンに革命を起こしました。2人で食事をしても数千円程度で済む。このような低価格の食事は、お金をかけずに寿司を楽しむことができるため、回転寿司の人気が急上昇しているのです。
低価格に加え、「くら寿司」は利便性も兼ね備えています。お客様はベルトコンベアから直接注文できるので、簡単かつ効率的に食事を取ることができます。この効率性は、より多くのお客さまを短時間で処理することも可能にしています。これが、くら寿司が日本で最も人気のあるレストランのひとつになった主な理由のひとつです。
シェフが調理するのではなく、アルバイトでも簡単に調理できる仕組みを創造し、配膳の手間をベルトコンベアで削減しています。コロナ禍でロボット配膳が話題になってますが、そもそもその前から自動化が実現できていたサービスということにもなりますね。
くら寿司のグローバル展開
くら寿司は、グローバル展開でも成長を進めています。
海外展開の回転寿司のコンセプトをグローバル化し、海外のお客さまにもご利用いただけるようにするための戦略の一環です。
同社は今後、米国だけでなく、南米、欧州、東南アジアにも出店する予定です。
回転寿司業界を比較
数字で比較 2023/3/23
銘柄 | 会社名 | 決算月 | 株主優待 | 時価総額 | PER(会予) | PBR | ROE | EV/EBITDA | 配当利回り(会予) | 売上高 | 営業利益 | 営業利益率 | 当期純利益 | 純利益率 | 自己資本比率 |
3563 | FOOD & LIFE COMPANIES (スシロー) | 9 | 年2回 年間2200円分/100株 | 406,029 | 67.7 | 6.5 | 5.8 | 16.9 | 0.6 | 281,301 | 10,123 | 3.6 | 3,607 | 1.3 | 18.9 |
2695 | くら寿司 | 10 | 年1回 2,500円分/100株 | 125,774 | 114.3 | 2.6 | 1.5 | 13.1 | 0.6 | 183,053 | -1,113 | – | 744 | 0.4 | 44.5 |
7421 | カッパ・クリエイト | 3 | 年2回 年間6,000円分/100株 | 72,278 | – | 7.2 | 7.3 | – | – | 67,206 | -2,113 | – | 736 | 1.1 | 31.8 |
スシロー、くら寿司、カッパクリエイトを比較するとPBRがかなり高い印象です。2倍以上の期待値を株価が織り込んでいるということになりますね。
実際の投資においては、今後の成長と株価の割安さを検討に加えたいところです。