6ヶ月から1年程度のトレンドに応じたテーマ株、に注目してます。
テーマ株のメリットは、その時々のトレンドや需要が集まりやすい業種や業態に投資するので、1社というよりは複数社のバスケットなので、1社依存にならず、実際にそのトレンドに即した需要が存在すれば、株価上昇や配当などで利益を享受できる点ですね。
もちろん、デメリットもありまして、例えばトレンド外すリスクや、株への投資なので地合いが良い時に買って、悪い時に売ることになると、トレンドの上昇を上回る下落に遭遇したりする可能性もあったりします。
従って分散するのが良いと思ったりします。
最近話題のテーマ株の実際の株価の動向を見てみる
商社株
テーマが商社とすると、NEXT FUNDS 商社・卸売(TOPIX-17)上場投信 ETFの株価を見てみましょう。
バフェットさんが2020年8月に日本の商社株の購入を発表して以来、株価は大きく上がってます。
日経平均を上回るパフォーマンスになってますね。
興味深いのは、テーマを仕込む時期が、話題になってからでも十分にリターンが得られる場合があることですね。
銀行株
大手銀行のみか、地方銀行にも投資するかで、トレンドは変わってくるとはお思いますが、
NEXT FUNDS 銀行(TOPIX-17)上場投信の株価を確認してみましょう。
2020年のコロナで株価が大きく売られた時点を基準としてみると、三菱UFJが+200%、TOPIX-17 銀行 ETFが+141%でした。こちらも日経平均の+50%を大きく上回るパフォーマンスとなってますね。
金利の利上げ期待で今年もしっかりと上がってきてます。
電力株
最後に電力株について見ていきましょう。電力を製造するための化石燃料のコストが上がってたりしますが、値上げで消費者に転化してしまうことができれば、利益は後からついてくることが想定されますが、株価の反応は?
NEXT FUNDS 電力・ガス(TOPIX-17)上場投信を見てみましょう。
コロナ暴落を起点 2020/3頃
2023/1を起点
コロナショックを起点としてしまうと、日経平均のほうがパフォーマンスは良いですが、2023/1を起点とすると日経平均を上回るパフォーマンスであることがわかります。
電力・ガス(TOPIX-17)上場投信は、地方の電力会社やガスの事業者を含まれているのですが、バスケットとして購入する方法としては便利です。
それよりも、東電の株価のパフォーマンスがかなり良かった、ということになりますね。
今回はテーマ株の実際の値動きについておさらいしました。
なお、今後も今回ご紹介したテーマが続くということではないので、最新のテーマやトレンド、需要を調べて今から新しいトレンドに仕込んでおきたいですね。