人々の関心は、安くなる時よりも、高くなる時に大きくなる感覚がありますよね。
リーマンショックからコロナ収束までは比較的円高で推移しました。これは円が強かったというよりか、ドルが大きく弱くなったと考えてますが、その期間は円高で恩恵を受けてきました。
一方、最近、急速に円安になり、物の値段が上がって、気づくことになります。
実際のドル円の値動き
2012年まではかなり円高に触れて、80円を切る水準になり、そこから2015年に120円を超える円安に、そこから100円近くまで円高になるも、米国の利上げなどで、150円まで円安に触れています。
海外へ投資することに対する為替リスクについて
最近 S&P500やオルカン eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) が新NISAの投資先として人気と言われてますが、これは為替のリスクにも晒されていることになるわけです。
2021年より前にドル建ての投資をされている人にとっては、為替の恩恵を受けて、それだけで50%程度資産が増える恩恵を受けているのですが、逆にこれから円高に触れると、為替分 損失が発生するリスクがあるわけです。
一方、さらに為替が円安になる可能性もあるので、さまざまな状況を理解した上で、自身で最適と感じる方法で投資することが重要だと思うわけです。
なお、私の場合は、2021年以前に海外投資で得られた利益を一旦日本円に戻した上で、その資金を改めて今年の新NISAでオルカンにも投資する形にしました。