「節約は有限だけど稼ぐのは無限」と言う言葉を最近聞くようになっています。個人投資家が語った内容が影響を与えているようです。
本日は「節約は有限だけど稼ぐのは無限」について考えるとともに、サービスや商品を購入する際にROIを活用する方法を説明します。
節約は有限だけど稼ぐのは無限
「節約は有限だけど稼ぐのは無限」という考え方は、金融管理において聞かれる言葉です。
この考え方の背後には、個人の収入を増やす潜在能力には理論上の上限がないという理念があります。一方で、節約は使うお金の量によって限られています。
つまり、どれだけ節約しても、ゼロ円より少なく使うことはできません。しかし、収入を増やす方法は理論上は無限に存在します。
この考え方は、特に起業家精神に溢れる人々や、自己啓発に関心が高い人々の間で人気があります。
それは、個人の成長と財務の自由を追求する過程で、収入の増加を促進するような新しいスキルや知識、ビジネス機会を常に探し求める姿勢を育むからです。
例えば、新しい技術を学ぶ、副業を始める、投資を行うなど、収入を増やすための多くの方法があります。
しかし、この考え方には注意も必要です。収入を増やすことに焦点を当て過ぎると、働き過ぎやストレスの増加、生活の質の低下を招く可能性もあります。
また、節約にも重要な役割があります。無駄遣いを避け、賢くお金を管理することは、財務の安定と成長に欠かせない要素です。
収入を増やしつつ、賢く節約するバランスを見つけることが、経済的な成功と満足への鍵と言えるでしょう。
節約
「節約」と言う言葉の意味は「資源やお金などを無駄遣いしないで大切に使うこと」と言われます
。この言葉は、家計を管理する際によく使われ、限られた予算内で効率的に生活する方法を探ることに関連があります。
言葉の内容で捉えてしまうと、「節約は有限」と言う解釈になってしまうのだと思います。
一方、節約は単にコストを削減する行為以上のものです。
それは持続可能な生活への第一歩とも言え、無駄を減らし、必要なものにのみ資源を割り当てることで、将来のために備えるという考え方に基づいています。
環境に対する意識が高まる中で、節約はエコロジーと密接に関連する行動としても注目されています
従って個人的には、節約を意識して無駄遣いを避け、その資金を新しい投資や機会に使えるようにすることはとても重要と感じたりします。
一方、「節約」の言葉が生活コストを下げることと解釈されてしまうのも事実です。
サービスや商品を購入する際は、ROIを意識する方が、もう少し考え方としてはポジティブになるかもしれません。
ROIとは
ROIとは「Return on Investment」の略で、日本語では「投資収益率」と訳されます。
これは、投資によって得られた利益が元の投資額に対してどの程度の割合で返ってきたかを示す指標です。
計算方法は、(得られた利益 − 投資額) ÷ 投資額 × 100で、この結果はパーセンテージで表されます。
ここで表現される「投資」は株式投資のような金融資産を購入することにも利用できますが、サービスや商品を購入する際の検討にも利用することができます。
ビジネスの世界で費用対効果を測定する1つの手法として、特にアメリカを中心に利用されている言葉です。
ROIが10倍、つまり1000%とは、購入した金額に対して、その10倍の利益を得たことを意味します。
例えば、10万円を何らかの商品やサービスに投資した場合、ROIが10倍であれば、その投資から100万円の利益を得たことになります。
商品を購入する際にROIを検討することは、特にビジネスの文脈や投資の判断において重要です。
商品やサービスが将来どの程度の価値を生み出す可能性があるか、またはその商品に投じた資金がどれほど効率的に利益をもたらすかを評価する際に、ROIは非常に有用な指標となります。
ただし、高いROIを追求することが必ずしも最善とは限らず、リスクや他の要因も考慮する必要があります。
iPad Proの購入をROIで計算
それでは、本日Appleが発表したiPad Proの購入の判断をROIをもとに考えてみます。
まず、購入する目的を考えてみます。
私の場合、Tabletを利用する理由は電子書籍を読んだり、動画を見たりすることを目的としています。クリエイティブなこと、例えばイラストを作ったり、などで利用することは考えてません。
それでは、次にiPad Proの価格を見てみましょう。
2テラのプランでは、44万円、256ギガバイトのプランでは21万円となりました。
ROIを10倍でとらえると、2テラプランの場合 その商品を利用することで440万円の価値を生み出す必要があり、256ギガバイトのプランでは210万円の価値を生み出す必要がありますが、ちょっと私の使い方ではペイしないと判断できるので、購入をみあわせることになります。
Amazon の Fire Max 11
実際に私が使っているタブレットはAmazon の Fire Max 11 です。定価は34,980円ですが、クーポンなどを組み合わせて、およそ2万5千円で購入しました。ROI10倍は25万円となります。
3年利用して電子書籍から得られる知識を利用してYouTubeやブログの記事で25万円の価値を生み出すことは、ギリギリ可能と判断して購入に至りました。
このように、購入する際にROI 10倍を意識して、費用対効果を判断すると、単に支出を減らすことに注力するのではなく、次の収益を増やすことを考えるきっかけにもなります。
まとめ
無駄遣いを避けるだけでなく、費用対効果を意識して、ROIを10倍にすることを考えてみませんか?
その資金は次のプロジェクトに活用できるので、素晴らしい取り組みだと思いませんか?
さらに、ROIを考慮することで、無駄な支出が減少し、地球の資源保護にも貢献します。
ぜひ日常生活で試してみてください。