連日、世間を騒がせている連続強盗事件。
家の安全対策でSECOMの防犯ガラスの問い合わせが増加しているとか。
ある程度お金を持っている方は、セコムなど、セキュリティ会社に頼めば良いのですが、月額のサービス料が負担になるので、一般人はなかなか手を出しづらいところもあります。
そこで今回はできるだけ低額で実現可能なセキュリティ対策の方法について、考えてみました。
実際に我が家でも徐々に拡充を進めています。
リモート制御のセントラルサービスを決める
まず、ホームセキュリティで核となるのは、リモートで制御できる環境を準備すること。
Google, Apple, Amazonなどが提供しているのですが、わたしの場合は、一番先にサービスを開始、今も基本的には無料で利用できて、使い勝手も良いのでAmazon の Alexaを利用しています。
Amazon Alexaを利用するには、Echoデバイスが必要となります。
比較的お手軽に始められるのは、Echo Show 8
カメラも液晶ディスプレイもついてセール時は1万円前後です。
自宅の玄関からまずは開始
まず我が家で取り組んだのは、扉の開閉の検知と自動施錠です。そもそも施錠忘れることは、防犯上問題になりますから・・・。
最初のステップは玄関から。SwitchBot スマートロック 指紋認証パッド セットを購入しました。
SwitchBot スマートロック と 指紋認証パッド
元々、スマホがあれば開閉できるので、指紋認証パッドは不要論ではあったのですが、無自覚でスマホや鍵を持たずゴミ出しで家から出てしまうと、閉め出されてしまう・・・ので、指紋や暗証番号で開けられる仕組みは確保した形です。
なお、玄関の鍵の形状によっては接続ができないので、購入前に確認しましょう。
Alexaと連携するためには、SwitchBot のハブも必要です。連携すると、外出時に自宅の鍵が施錠されているか、施錠されていない場合にリモート施錠することもできます。
最初買い忘れてしまい、後で急遽、買い足しました。
SwitchBot スマートロックをマニュアル通りに設定すると、簡単に自宅の鍵がオートマチックに。鍵を開閉したら自動で施錠する機能や、玄関に2つ鍵がついている場合、ツインロックで同時制御も可能でとっても便利です。
実際の我が家の玄関はこんな感じになりました。
補足:上部の鍵は、残念ながら我が家の玄関は設置面が限られていて、半分程度しか設置面がくっついてないのですが、どうしてもグラついて不安定だったので、コーナンでL字/L型の金具で固定したら安定するようになりました。
実際のライフスタイルのイメージ
窓にセンサーを取り付ける
SwitchBot 開閉センサー を窓に取り付けることで、さらに窓の開閉を確認することができます。泥棒がガラスを割っても扉を開けると思うので、これを取り付けました。1個3,000円を切る価格帯であるのもありがたいです。
SwitchBot 開閉センサー
実際の防犯イメージ
防犯カメラ
今まで紹介していたSwitchBotでもカメラを提供しているのですが、一般的な商品提供事業者のカメラの難点は録画データを自動で保管してもらえるサービスがないこと。
そこで、おすすめなのは、Amazonが買収したRingの提供しているカメラ。
Ringのプロテクトプランに契約をしておけば、自動的に180日間のビデオ録画が可能になります。
カメラが1台であれば350円/月から始められます。
監視カメラのラインナップは電源供給型インドアカムと充電式バッテリーモデルと2タイプです。室内であればインドアカムで十分。外に取り付けたり、電源がない場合は、充電式バッテリーモデルを選ぶのが良いでしょう。
Ring Indoor Cam (リング インドアカム) 第2世代
Ring Stick Up Cam Battery
まとめ
いかがでしたか? 最小限のホームセキュリティであれば、業者に頼むことなく設置ができて、月額のコストもかかりません。
家族でシェアして何かあったら誰かが通報するように決めておけば、セキュリティ会社と契約を結ぶ必要もありません。
しかもそれぞれの機器がインフレ・物価高とは言われている中でも、比較的お手軽に準備することができます。最近凶悪な犯罪も増えてますので、自己防衛で防げるところは、安く予防のためにも準備を進めておいては、いかがでしょう?