皆さんこんにちは!いよいよメジャーリーグの試合が東京ドームで開催されるということで、大谷翔平選手のスポンサー企業に注目が集まっていますよね。
今回は、その中でも日本の上場企業をピックアップして、投資の観点からサクッとワクワクするポイントをご紹介します。
野球も投資も“夢を追いかける”という点では似ているかもしれません。それでは早速いってみましょう!
2379 ディップ

まずは求人情報サービスでおなじみのディップ。CMはこちら
テレビCMでは、大谷選手が「夢に向かって働こう!」と呼びかけていて、これが結構熱いんですよ。
バイトルやはたらこねっとといった求人サイトを運営していて、人手不足や働き方の多様化が進む中で需要が拡大中。
コロナ禍では落ち込んだものの、求人需要が回復している今、業績は回復を見せています。
大谷選手の夢を追う姿勢を自社イメージに結び付けて、ブランド価値の向上を狙っているのがとても印象的です。
2593 伊藤園

続いては「お~いお茶」でおなじみの伊藤園。大谷選手が緑茶片手にサッカーのリフティングを披露するCMが話題になりましたよね。CMはこちら
日本茶市場をリードする存在で、世界的にも緑茶ブームを牽引しています。
お茶は健康志向が高い時代の追い風を受けやすく、売上も比較的安定。
原材料コストの上昇はあるものの、海外市場開拓やESGへの取り組みで長期的な成長が期待されています。
株価は大きな暴騰は少ないけれど、コツコツと上を目指すタイプ。一緒に“健康”と“安定利益”を積み上げたいなら、チェックしておきたい企業ですよね。
4922 コーセー

次は化粧品メーカーのコーセー。高級スキンケアブランド「コスメデコルテ」のCMに大谷選手が登場して、あのクールなウインクを炸裂させています。 CMはこちら
「男性アスリートが化粧品の顔?」と驚いた方も多いと思いますが、そこがコーセーの攻めの戦略なんです。
中国や北米など海外展開を積極的に進めていて、インバウンド需要やECの伸びが利益に貢献。コロナ禍で落ち込んだ分を取り戻すべく広告宣伝に力を入れている真っ最中。
大谷選手の爽やかさでブランド価値を高めて、新ファンを呼び込もうという狙いがうかがえます。
美容分野は“美”への需要が底堅いと言われるので、長期投資目線で注目したい会社です。
8050 セイコーグループ

続いては“時間”と“挑戦”がテーマのセイコーグループ。大谷選手がGPSソーラー時計「アストロン」などを身に着けて「何度でも挑戦を超えていこう」と呼びかけるCMを見た方もいるでしょう。 CMはこちら
セイコーは高級ラインのブランド力も高く、国内外で人気を拡大しています。近年は機械式時計ブームと、円安による輸出の追い風もあって業績は回復基調。
スマートウォッチとの競合はあるものの、歴史と技術力に裏打ちされた精密さで根強いファンを獲得しています。
大谷選手みたいに「常に自己ベストを更新する」という姿勢は、まさに老舗が新たな市場を切り拓く姿そのもの。時計好きは要チェックですよね。
8306 三菱UFJフィナンシャル・グループ

日本最大のメガバンクも、大谷選手の力強いイメージを取り入れています。CMではスーツ姿の大谷選手が「信頼」をキーワードにカードや銀行サービスを案内し、堅実なMUFGのイメージをちょっとスタイリッシュに見せてくれます。CMはこちら
メガバンクは配当利回りが高めなのも魅力の一つ。ここ数年は海外事業が好調で過去最高益を連発中。金利の動向や世界経済の影響は大きいものの、日本国内での信用度も高く、投資初心者の“安定枠”として人気がある銘柄です。
大谷選手と同じく“世界”を舞台に勝負しているっていうのもロマンがありますね。
9201 日本航空

最後はJAL。
かつて経営破綻から復活を果たし、大谷選手を起用した「DREAM MILES PASS」や特別塗装機「DREAM SHO JET」でみんなの夢を乗せて飛んでいます。
コロナ禍を乗り越えた後、国際線需要の回復で一気に業績が急上昇。株価も再びフライト準備万端といったところです。
ただし燃油価格や地政学リスクなど、外部要因で乱高下しやすい業種なのでそこは要注意。
とはいえ、“夢を運ぶ”という企業姿勢が大谷選手の挑戦心とピッタリ合っているのが魅力的。
乗客の笑顔とともに、JAL自身も今度はどんな高さまで飛んでいくのか、注目していきたいですね。
まとめ
いかがでしたか? 大谷翔平選手が広告しているだけあって、どの企業も“挑戦”や“夢”がキーワード。
好きなアスリートのスポンサー企業を応援する気持ちで投資を始めるのも、案外アリかもしれません。
もちろん投資は自己責任ですが、ワクワクする視点を持てば調べるのも楽しくなりますよね。興味を持った方は、ぜひいろんな角度からさらに深掘りしてみてください。