投資戦略を変えようと考えている方におすすめの記事です。個別株投資からETF ETNや投資信託にシフトするメリットとデメリットを解説していきます。
もし、個別銘柄投資で個別銘柄分析に大きく時間を費やして疲弊されている方、個別銘柄投資に取り組もうとされている方などは、この記事が終わるころには、どの選択肢が自分にとって最適なのか、理解が深まっているはずです。
ETF ETNや投資信託に乗り換えるメリット
個別株式投資をETFや投資信託に変更することには、いくつかのメリットがあります。
メリットの1つは、ポートフォリオの分散化が図れることです。
あなたが個々の株式に投資するときの銘柄が限られると、投資の分散化が測れていないことになります。
1社の大きなネガティブインパクトによる暴落で、投資資産に大きく影響を及ぼす可能性があります。
ETFや投資信託に乗り換えることで、時間の節約につながるというメリットもあります。
個別銘柄に投資する場合、投資前に各銘柄を調査する必要があります。これには時間がかかります。
しかし、ETF, ETNや投資信託に投資する場合、個別の銘柄を一つ一つ調べる必要がないので、時間を節約することができます。アクティブファンドであれば、ファンドマネージャーがあなたの代わりに銘柄を選定してくれます。
わたしも個別銘柄を多く保有していた時は個別銘柄の調査・確認にとても時間を要し、精神的にも疲弊することがありました。
ETF ETN 投資信託は投資する領域・セグメントを選ぶことになるので、個々の銘柄の細かい情報を追う必要がなく、時間に余裕が作れることがメリットだと感じています。
ETF ETNや投資信託に乗り換えるデメリット
個別株投資をETFや投資信託に切り替えることには、デメリットもあります。
デメリットの1つは、手数料がかかることです。
ETF ETNや投資信託に投資する場合、そのファンドを管理している会社に手数料を支払う必要があります。
この手数料が利益を食いつぶしてしまうことがあります。従って同じ領域への投資において安い手数料のETF ETN 投資信託を選ぶことがポイントになります。
ETFや投資信託に乗り換えるもう一つのデメリットは、投資先をあまりコントロールできなくなることです。
個別銘柄に投資する場合、どの銘柄に投資するかは自分で選ぶことができます。
しかし、ETFや投資信託に投資する場合、どの銘柄がファンドに含まれているか、コントロールすることができないわけです。
結論
では、個別株投資をETFや投資信託に切り替えるべきなのでしょうか?
その答えは、個々の状況によって異なります。メリットとデメリットを天秤にかけて、自分にとって何がベストなのかを判断する必要があります。
個別銘柄を分析する時間がありその時間を費やしたETF ETN 投資信託よりも大きなリターンが期待できる場合には、個別銘柄を選択した方が良いかもしれません。
一方、時間がなく投資先の分析が難しい場合には、ETF ETN 投資信託などを活用し、指数やファンドマネージャーに投資先を託すことも1つの選択肢となります。
参考図書
最近図書館で借りた本。ジェイソンさんは会社の役員をやりながらお笑いタレントでもあり、企業の役員も務めてます。従って投資については、毎月ファンドに投資する手法をとっています。
ただしどのようなファンドに投資するかについては、時代とともに変わってもいるようです。
その結果、資産を形成することで、仕事を自分で選ぶことができるようになったと語っています。
個別銘柄で時間を多く費やしていて、大きなリターンも得られていない方は、別の手法として参考になるかもしれませんので是非ご参考ください。
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投資信託を理解する
投資信託は、有価証券のポートフォリオを購入するために、他の投資家とあなたのお金をプールすることができ、投資の一種です。
投資信託は、株式、債券、その他の資産など、様々な有価証券に投資するプロのマネーマネージャーによって管理されています。
投資信託の多くの異なる種類があり、利点とリスクの独自のセットでそれぞれ。投資する前に、投資信託の種類を理解することが大切です。
1.株式型投資信託
株式投資信託は、株式などに投資する投資信託です。株式の投資信託は、他の種類の投資信託よりもリスクが高いですが、高いリターンを得られる可能性もあります。
2.債券型投資信託(Fixed Income Mutual Funds)
債券型投資信託は、債券やその他の固定利付証券に投資します。債券型投資信託は株式型投資信託よりもリスクは少ないですが、潜在的なリターンは低いと言われています。
3.コモディティ投資信託
商品投資信託は、貴金属、銅、石油、大豆、小麦などの商品に投資します。
コモディティ投資信託は、他の種類の投資信託よりも揮発性が高い商品となります。
4.バランス型投資信託
バランス型投資信託は、株式、債券、その他の資産の組み合わせに投資します。
バランス型投資信託は、リスクと潜在的なリターンのミックスを提供します。
あなたがリスクの適度なレベルを探している場合、バランス型投資信託はあなたのための良い選択肢かもしれません。
5.アクティブ型投資信託
アクティブ型投資信託は、マネーマネージャーが積極的に証券を売買して運用する投資信託です。
アクティブファンド(ファンドマネージャーが投資先を選ぶ)の例
ひふみ投信
農林中金 おおぶね
6. ETFとETNについて
上場投資信託(ETF)は、株式、債券、商品など様々な資産を保有し、証券取引所で取引される投資信託の一種です。ETFはインデックスファンドに似ていますが、株式のように証券取引所で取引されます。ETFは、S&P500などのインデックスやヘルスケアなどのセクターを追跡する株式のバスケットを保持することができます。
上場債券(ETN)は、インデックス、商品、または他の資産を追跡し、証券取引所で取引される無担保劣後債の一種です。
ETFとETNの概要
まとめ
投資信託には様々な種類があり、それぞれにメリットとリスクがあります。投資信託の種類を理解した上で投資することが大切です。今回は、投資信託の種類とその特徴について解説しました。