Wi-Fiの規格は日々進化、Wi-Fi 6が標準で聞かれ、Wi-Fi 7の製品がもうそろそろ世の中に出てくる状況ではありますが、昔のWi-Fi機器でも数百Mであれば十分であることも少なくありません。
我が家で利用しているWi-Fi ルーター
TP-Link Wi-Fi 無線LAN ルーター 11ac AC2600 / Archer A10
何が嬉しいかと言えば、比較的小型で価格も6,000円弱、それでもIPoEに対応(v6プラス、transix、フレッツ光ネクスト)、そして速度もMU-MIMO対応で1733Mbps(5GHz) と 800Mbps(2.4GHz)なので私にとっては十分なのです。
ところが異変が。なぜか一部屋超えるだけで通信速度が300Mだったものが30Mまで低下する事象が発生、色々と試行錯誤してようやく原因がわかりました。
なぜ1部屋超えただけでWi-Fiの速度が90%も下がったのか?
電波は見えないので他の機器が悪さしているのか、外からきている電波のせいなのか、特定はできませんでした。
デフォルトの無線設定が「チャンネル」と「チャンネル幅」は自動になっていたものを、手動に切り替えたら急激に低下していた速度が変わらなくなりました。
設定画面
ワイヤレスの設定画面にチャンネルとチャンネル幅の指定項目があります。なお、バンドステアリングが有効だと設定できないので、無効にしておきましょう。
この操作だけで速度が戻りました。
チャンネルやチャンネル幅が他の機器などで利用していたりすると、混線・干渉してしまい、電波が正しく届かず結果速度低下を招きます。
空いているところを探して手動で設定すると速度が回復する場合もあるので、もし速度の出力が少し離れただけで低下する場合は、お試しください。